第120弾





SaGa2


PartK
















 


78個目の隠し秘宝を手に入れたロングソード連合は満を持してアポロンの宮殿へ侵入。


この世の支配者となるのはアポロンか・・・それともロングソード連合か。


後半戦は苦戦の連続だったがこれが最後の決戦だ。


最終決戦に備え、最後の補給所ではアイテムを積めるだけ積み込んでおいた。

















 「ありったけのフレアの書か?」



 「はい。ミサイルといやしのつえも目一杯です」



 「これで来年度の我々の予算はゼロだな。・・・来年度があればだが



















この戦いに負ければアポロンが唯一の神となるのは明白。敗北は許されない。


持てる私財を全て投じて後が無いガードリーダーは一歩も退かぬ悲壮な覚悟であった。


















そしてヤツは玉座の間で待っていた。









 「ロングソード連合!しつこいヤツらだな」


 「アポロン!その秘宝を黙ってこちらに渡せ。お前のためだ」



 「私のためだ?ハッタリと誇大広告は君の十八番。その手は食わんぞ」



 「黙って渡せばことは穏便に済んだものを。では武力で奪還あるのみだ」



 「フッ、もう遅い。秘宝は使い終わったあとだ!これから効果が出る!」



 「チィ!ならばその前に貴様を消すッ!



















 


さあ戦いだ!ようやく宿敵と決着をつけるときが来たのである。


アポロンはすでに77個の秘宝を使い終わっていたが、この際細かいことは関係ない。


アポロンを速攻で殴殺し五体を切り刻んででも秘宝を奪い返すのみだ。


先制攻撃。橘京香が放つ「フレアの書」が命中しロングソード連合の大攻勢が始まる。




 全弾発射!この腐れ儒者を宮殿もろとも石器時代に戻してやれ!



 「そう簡単に私が倒せるかな?このイージスの盾で君らの攻撃は防ぐぞ!」















 


あらゆる砲を水平にして乱射するロングソードに対し、アポロンは守ってばかり。


指揮官ガードリーダーはアポロンが戦意を喪失したと判断し撃って撃って撃ちまくる。


だがアポロンは戦意を失ったわけではなかった。


アポロンは待っていたのである・・・・、秘宝の効果があらわれるのを。


















アポロン 「きたぞ!きたぞ!」



















 


アポロンの姿が変わった!


強大な秘宝の力によってアポロンはその姿を禍々しく変身させたのである。


そして力はその姿と同様、凄まじいパワーアップを遂げていた。




 「よ、妖気のオーラがすごい量。早く下がらんと危険や!」


 「敵の装甲値が上昇!火力が足りません。後退許可を願います」



 「ええいっ、うろたえるな!このガードリーダー様がバケの皮を剥いでやる!」


















 


 げえッ!ロ、ロングソードが通用しない!コイツ本当に強化してやがる!」



 「私は比類無き魔力を身につけた!そんなナマクラ刀が通用するものか!」

















 


アポロン 「そろそろいくか!」



防御に専念していたアポロンが怒涛の超攻撃で反撃開始。


世界が燃え尽きるほど強力なフレアでロングソード連合は一気に総崩れ。


恐るべきアポロン。恐るべき秘宝の力である。






 「あかん。ウチらで歯の立つ相手やない。もう降参してください」



 「だまれ!アポロンに二度も降伏できるか!戦うんだ、何度でも!




















あきらめとき死ぬのが戦争だ。


全滅寸前にリセットを押したガードリーダーは再度部隊をまとめて逆襲をかけるが・・・


















 


 「マサムネの切れ味を君らの身体で味わうがいい!」



 「ぐぐっ!ま、まだだ!ロングソード連合の底力はこんなものでは・・・



 「ロングソードで怖いのは鮫島幸雄とナカユウだけ。問題外なのだよ、君は!


























 


これはもうゾーマや家康どころの話ではない・・・






















とんでもない強さである。



















 


ガードリーダー 「バ・・・バケモンか、コイツは(汗)」



ガードリーダーは5度にわたって総攻撃を敢行したが結果はすべて返り討ち。



回復要員を増やし、得意の防衛作戦で戦闘を続けたが・・・


フレアとマサムネの絶え間ない二段攻撃によって完全なサンドバック状態(汗)







平均HPが700に満たない福岡の田舎チームの手に負える相手ではない。


残念ながら力の差は歴然だった・・・・。



























ガードリーダー 「・・・勝てねェ」










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