第88弾
フレッシュ!
PartA
主人公ガードリーダーの高校に転校生として現れた新キャラクター、橘京香(たちばな・きょうか)。
ガードリーダーはまとわり付くハイエナたちから橘京香を懸命に死守していた。
京香 「ええオーラしてんな・・・凄いやさしいて、やわらかくて、大きくて・・・」
ロングソード連合隊員でもっとも人徳の厚い(と自称する)ガードリーダーに橘京香も興味を持ち始める。
しかし、ガードリーダーにまとわるオーラを観察する橘京香とは一体何者なのであろう。
情に厚い上、マジメで物腰の柔らかい橘京香にはガードリーダーも脱帽するばかりw
橘京香があまりによくできた人物のため、あの天王寺舞ですらヤキモチを焼くことがなかった。
ガードリーダー 「橘京香・・・このゲームには天王寺以外にもこれほどの人物がいたか」
こうしてガードリーダーは橘京香のいる神社に通いつめて夜まで談笑する毎日が続く。
もちろんこれだけ会話していれば、二人でデートするようになるのも自然な流れであった。
戦局が絶えず変化し続けてた天王寺舞との戦いに比べて、今回の攻略作戦は驚くほど順調である。
ガードリーダー 「なんてこった、そんな瞳で見つめられちまうと・・・・。まいったぜ(照)」
ガードリーダーもさることながら橘京香もいつしか主人公に完全ときめき状態に。
これまでも十分魅力的だったが、ときめき状態になった橘京香のかわいさはもはや反則であるw
橘京香とのデートは街に買い物に行ったりすることや、ときには主人公の実家に遊びに来ることもあった。
天王寺舞にはなつかなかった主人公の弟・大輔もやさしい橘京香にはすぐに心を開いたのだw
ガードリーダー 「橘京香には後光が見える・・・。こいつの器は女子高生っていうレベルじゃねーぞw」
橘京香のしゃべり方として「うん」という言葉が非常に多いのが特徴である。
主人公の言葉に純粋に耳をすますその光景にはどんな男であろうとも心を動かさざるにはいられないw
いつしか主人公と橘京香は毎日のように一緒に遊ぶようになっていた。
主人公の家に遊びに来ることを切に懇願する橘京香の為、ガードリーダーは自家製料理を振舞おうと張り切るが・・・
ここで思わぬアクシデントが発生。
あまりに張り切りすぎたガードリーダーは包丁で自分の太ももを刺すという痛恨の自爆!
主人公の叫びと大量の出血に気が付いた橘京香が事件現場である台所へ急行!
ガードリーダーは「だ、大丈夫。たいしたことないから」と強がるも、明らかに重傷だった(汗)
このままでは主人公の一命すら危ない。
そのとき・・・橘京香が天に掲げた両手が金色に輝き始める・・・・!!
ガードリーダー 「こ、これは・・・ッ!?」
京香 「じっとしてて。すぐ治るから」
ガードリーダー 「な、なんてこった・・・傷がふさがっちまった!?」
橘京香の不思議な光によってガードリーダーの傷は見る見るうちに回復!!
それにしてもこの力は一体・・・!?
ただものではないと思っていたが、まさかこんな能力を持った女子高生がいようとは・・・・。
京香 「もうええよ。ちゃんと治ったから」
ガードリーダー 「・・・・・・。」
j信じられないような光景であった。
だが現に致命傷だったガードリーダーの傷はあっという間にふさがってしまった。
この常識では説明の付かない力こそ、古の世で使われていたという魔法というものなのか。
まさに気分はドロボウと女好きの若殿であるw
不思議な力を持つ橘京香とそれに魅入られたガードリーダー。
ふたりの物語は終幕を迎えようとしていたが・・・・
そこにはあまりにも切ない結末が待ち受けていることを、このときガードリーダーは知るよしも無かった。
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