セガサターンソフト WingArms




PartC







山岳要塞を壊滅させたガードリーダーは空母エンタープライズへ



 「ガードリーダー将軍!聞こえるか!?」


 「おう、艦長か。今から着艦するぞい」


 「緊急事態だ!アヴァロン軍の大編隊がこっちへ向かっているのだ!」



 なにっ!?それはまことか!おのれアヴァロンっ!」










ステージ4 母艦の防衛






ガードリーダー 「エンタープライズが対空砲を撃っているのか」

普段はおとなしい(?)母艦が全対空火器を動員して射撃を開始。

アヴァロン軍は劣勢を覆すべく、これまでに無い規模の総攻撃をかけてきたのだ。








ガードリーダー 「さあ、きやがれ!アヴァロンの腰抜けども!」

アヴァロン軍は残された航空機のほとんどを動員してエンタープライズ撃沈に向かう。






ガードリーダー 「おちろ、おちろ!」

鬼の形相で敵機を撃墜するガードリーダー。

母艦であるエンタープライズの対空砲火はおそらく期待できまい。

かといって例のごとく味方の援護機はゼロ。頼りになるのはMe262だけだ。






しかしアヴァロン軍もこれまでないくらいに必死。煙を吹きながらも爆撃を開始

耐久力の高い爆撃機に編隊でこられると、正直ひとりで全機撃墜するのは無理だ(汗)






ここにきて予想外だったのは、エンタープライズのすさまじい対空射撃

ガードリーダー機が撃ちもらした爆撃機はすべてエンタープライズ自らが始末したw


 「ワシらはつくづく恐ろしい大将をもったものよのう」












まさにSD国取り物語並みに頼もしい大将であるw










エンタープライズの防空力に感心しているガードリーダーだったが…

次の瞬間、この世の地獄を見ることになる。

ガードリーダー 「ん?今度は戦闘機か?」







ガードリーダー 「奴らめ、いったい何をする気だ」

エンタープライズに接近したアヴァロン軍の戦闘機隊は突如として急降下を開始。








ガードリーダー 「
な、なにぃ!?まさか・・・!!」

敵機は爆弾どころか銃弾の一発すら撃たず…エンタープライズへ急降下

もしかしてこの攻撃は・・・





グワァーーーーン!!


なんと空母エンタープライズへアヴァロン軍機が体当たり攻撃。




 「な、なんだコイツラは!我が艦へ突っ込んできてるぞ!!」
(↑ホントにゲーム中で言いますw)








これまで私の人生において、多くのTVゲームをプレイしてきましたが・・・

カミカゼを再現したゲームはこれが初めてです(汗)













煙を吹きながらもエンタープライズ甲板へ突っ込むその姿はまさに神風特攻隊。

ゲームとはいえ、この世のものとは思えぬ光景にさすがのガードリーダーもあ然。



この驚異のカミカゼ攻撃を防ぐ方法はただ一つ。

敵機が突っ込む前に撃ち落すしかない。








 

ガードリーダー 「銃身が焼けるまで撃ち続けてやる!」


エンタープライズの必死の対空砲火とMe262の活躍によってカミカゼは次々と撃墜。

アヴァロン軍の恐るべき戦術に少なからず動揺するも、カミカゼ攻撃の9割は阻止した。





 「アヴァロンのきちがいめ、そんな戦術が通用すると思ったか」


 「ガードリーダー将軍!聞こえまするか!?」


 「おう、リジュか。カミカゼはすべて撃墜したぞい」


 「そんなことより!エンタープライズが雷撃を受けております!


 な、なにっ!?ら、雷撃ということは…魚雷攻撃か!?


 「緊急回避だ!取り舵いっぱいっっ!









かろうじて母艦エンタープライズは魚雷攻撃を回避成功





 「ふうう、キモを冷やしたぞい。して敵は?潜水艦か!?」


 「いえ!駆逐艦三隻です!


 「ぬうう…おのれ、アヴァロン!」









まさに総力戦。アヴァロン軍は航空戦力だけでなく海上戦力も総動員。

三隻の駆逐艦がエンタープライズに襲い掛かる。







魚雷を発射するアヴァロン軍駆逐艦

戦艦すら葬る強力な酸素魚雷が空母に当たれば…エンタープライズといえども命は無い。

先のカミカゼ同様、ここもメガダッシュで敵を撃破するしか道は無い。





 

Me262搭載のロケット弾を出し惜しみせず、ありったけ発射し敵駆逐艦を駆逐。

旋回性能こそ皆無なMe262だが、一撃離脱戦法を取った場合、鬼のような強さを発揮。

敵は速過ぎるガードリーダー機をまったく捕らえることが出来なかった。






 「うははは!花見をするよりよっぽど楽しかったわい」


 「将軍!まだ安心するのは早すぎまする!」


 「なんじゃと?」


 「緊急警報!敵戦艦から砲撃を受けている!」















 まだやる気かよ、アヴァロン!














敵戦艦出現!


 「こ、今度は戦艦じゃと!?アヴァロンめ、本気でエンタープライズを殺る気か」


 「将軍、エンタープライズに対艦用の兵装はありませぬ・・・」


 「君だけが頼りだ…!たのんだぞ!」








ステージ4ボス 長門級戦艦


旧日本海軍の象徴とも言える戦艦。大和が完成するまで日本最強の戦艦であった。

太平洋戦争後はアメリカ軍に接収され、ビキニ環礁で行われた核実験で沈没した。









 「そういえば長門有希は、この船から名前を取ったのかのう」


 「この非常時に…おろか者めが!撃ち落すぞ!!


 「将軍、左舷に致命弾です!このままでは沈没してしまいます!」








長門級戦艦は距離をさらに縮め、エンタープライズを完全に補足。

対空砲しか持たないエンタープライズにとっては絶望的状況である。







さすがにもう遊んでいる余裕は無い。ロケット弾を連射して速攻をかける。

いかに長門が強靭な装甲を持つとは言え、航空機の前では所詮前世紀の遺物


ガードリーダー 「地獄の業火で焼かれやがれ!!」








長門、意地の反撃

日本海軍の象徴だったという誇りか、それともアヴァロン軍の執念か。

長門の猛烈な対空射撃がガードリーダーのMe262を捉える。




 「ガードリーダー将軍、被弾です!エンジンから煙が…


 「まだだ!まだ沈んじゃならん!ミサイルを撃ち尽くすまでは!」


 「もういい!逃げて…逃げてくれ!!







ガードリーダー 「こうなりゃ、てめえも道連れだ!!」


満身創痍のガードリーダー機はやけくその体当たり攻撃!

そして衝突した瞬間、ロケット弾を全弾発射!!








長門級戦艦、轟沈!
(ステージ4 クリア)



実はこのゲーム、敵に体当たりしても即ゲームオーバーにならないのですw

そんな理不尽なゲームもこのゲームが初めてです(汗)








エンタープライズの周りを凱旋するガードリーダー






 「こんなすがすがしい空を見たのは…初めてじゃ」


 「ロイド・クライブの再来だ…もしアイツが操縦しているとしたら」


 「アヴァロン軍にもはや兵はない。この戦争…勝ったぞ










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