2007年8月15日。
ガードリーダーは持てるすべての力を結集し鮫島幸雄に総力戦を挑んだ。
自爆覚悟で突貫したガードリーダーだったが、結果は無残に敗北。
圧倒的な勝利を手にした鮫島幸雄(25)は、まさに絶頂にあった。
だがその高慢な言動がきっかけとなり、各地で反鮫島幸雄の旗印が上がることとなる。
鮫島幸雄を倒さぬ限り、ロングソード連合に・・・いや福岡県に平和は無い。
各勢力は枠を越え、そして利害を捨てて結集しつつあった。
すべては・・・鮫島幸雄を倒すため。
2007年12月30日のことである・・・・。
ブラックタイガー 「ボンバーマンバトル、楽しみにしてましたよ」
ガードリーダー 「鮫島幸雄に死の鉄槌を!!」
数正 「悪いが今回は前回のようにはいかん。派手に暴れてやろうぜ!」
研ぎ澄まされた野性的直感で戦う「笑う鬼神」、ブラックタイガー。
辺境の地に疎開しながらも福岡市進出の夢をあきらめない「久留米の虎」、数正。
ロングソードを10年間支え続けた誇り高き「暁のレベンディッカー」、ガードリーダー。
三人の心は今、ひとつになり宿命の戦いへの道は開かれた。
そしてその先に待ちかまえるのは・・・・
「この世のすべてを知る男」、鮫島幸雄。
決意、あきらめ、絶望、愛と死・・・・
様々な思惑が交錯する中、戦士たちは抱きしめた爆弾で敵を砕く。
戦うことでしか分かり合えることのない、四人の男たちのボンバーマンバトル。
紅い炎が天を血の色に染めあげ、殺戮の宴が始まった。
人はまたあやまちを繰り返そうとしていた・・・・。
第34弾
スーパーボンバーマン4
打倒・鮫島幸雄ののろしはロングソード連合の情報参謀・数正によってあげられた。
そして数正が提案したのは最下位になった人間から3500円の罰金を取ることであった。
3500円というのはスーパーボンバーマン4(新品)の購入のために、数正自身が立て替えた金額らしいw
ロングソード連合始まって以来の罰金制度。
だが恐れることは何も無い。
最下位の屈辱を味わい、罰金を払わせられるのは鮫島幸雄なのだから。
というわけで舞台は前戦のとき同様、福岡市某所にあるレンタルルームを拝借。
さっそく備え付けのTVにスーパーファミコン、およびマルチタップの設置を開始する。
数正 「コレは皆に心ばかりのお礼だ。取っておきたまえ」
そして準備の間、ロングソード連合情報参謀である数正(Kazumasa)からプレゼントが。
数正は年末前になんと東京秋葉原へ上陸していたのだ。
ゲーマーにとっての聖地ともいえる秋葉原だったが・・・正直ガードリーダーはイマイチ関心なしw
そしてデジ子にも当然関心なし。
秋葉に関心なしのはずだったが・・・次のプレゼントでガードリーダーもビックリ仰天★
ガードリーダー 「こ、これってあのウワサの[エアーマンが倒せない]じゃねえか!」
数正 「ぬふふふ、これはポイント高かろうが」
そしてとどめにはガードリーダーが大好きなゲキレンジャーのガシャポンが登場。
別に秋葉原となんら関係ない気もするが、とにもかくにもその心づくしは嬉しい限りである。
さて、そんなこんなで今回対戦に使用するスーパーボンバーマン4だが・・・
ガードリーダーはなんと今まで一度もやったことが無かった(汗)
2007年の末、ガードリーダーはあらかじめ数正からこのソフトで対戦すると聞いていたものの・・・
仕事の多忙によって、クリスマス前後から急に体調を崩してしまっていた。
仕事に、HP更新・・・ガードリーダーに残された時間は限りなく少なかった。
多忙の中わずかに残った時間をホームページ更新に使うか、それとも練習するか・・・
選択に悩んだガードリーダーはこの残された時間をホームページ更新にすべて投入。
病床の身でありながら、意地でプレイ日記第6弾を完結させた。
しかしそれがガードリーダーの限界であった。
これで力を使い果たしたガードリーダーは、まったく練習なしで決戦を迎えるのである。
ブラックタイガー 「つーかオレ、4は全然知らないんですけど」
ガードリーダー 「オレもだ!い、今のうちに説明書を見るぞっ!!」
ブラックタイガー 「は、はいっ!」
プレイ経験ゼロは、ガードリーダーだけでなくなんとブラックタイガーもだった(汗)
決戦を前に今更ながら焦り始めた男たちは、大慌てで説明書の内容を確認。
その光景はまるで、試験直前になって慌てて参考書を確認するダメ生徒であるw
鮫島幸雄 「今更何をやってんだw」
数正 「往生際の悪い奴らだ。潔くあきらめるんだな!」
物情騒然とする中、ついにスーパーボンバーマン4によるぼびぼ大会が開幕!!
鮫島幸雄が1P、ガードリーダーは2P、数正は3P、ブッラクタイガーは4P、5PはCPU。
数正 「よっしゃ!じゃあ始めますばーい」
ブラックタイガー 「ええいっ!説明書なんてもういい!」
鮫島幸雄 「おやおや、あきらめがよろしいことで」
数正 「それにくらべて、隊長は往生際が悪いですよww」
ガードリーダー 「く、貴様!覚えてないんだからしょうがないだろ!!」
鮫島幸雄 「やる前から言い訳ですか?」
ガードリーダー 「て、てめェ・・・」
数正 「ふふふ、絶対おまえに、まいったぜ!って言わしてやるたい」
打倒・鮫島で始まったはずの戦いは早くもいつものバトルロワイアルに変貌しつつあった(汗)
負ければ罰金3500円。
余裕の数正、そして王者・鮫島幸雄は不敵な笑みを浮かべる。
ガードリーダー 「やつら楽しんでいるな・・・しかし!!」
ガードリーダー 「俺は俺に賭けるぜ!!」
己のプライドと罰金逃れを賭けたガードリーダーの戦いが今、はじまる。
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