第480弾
ピアノフォルテ
PartF
オペレーション・アイアン・ティアーズ。鉄の涙作戦。
本作戦の目標はプレイ日記史上に残る長編を製作しつつ、音大講師・高梨祥子を攻略すること。
幼年時代はリコーダーやけん盤ハーモニカすらロクにひけなかったロングソード隊長。
だが高梨祥子のつきっきりのレッスンによってピアノの腕は急成長。
いつしかその武名は音大中に響き渡るようになっていた。
「講師の後ろ盾」を得た勇将ガードリーダー。学生の大半は危険なモノノフとして接触を避けたが・・・・
中にはあえて接触を試みる人物も。
おう。ちょっと顔貸せよ。
あん?
お前さんが祥子先生のお気に入りの金玉・・・ガードリーダーか。
なんだ、貴様は。
おおっと。まずは名を名乗れってか。
俺の名は浩介。江崎浩介ってんだ。
江崎浩介?知らんな。
お前が知らなくても、俺はお前のことをよく知ってるぜ。
これまで無数のバケモノや悪人をやっつけてきた伝説の勇者様ってヤツだろ。
そんな大層なもんじゃないが・・・。だったらどうだってんだ。
そう睨むなって。今日はただ挨拶にきただけさ。
挨拶?まさか俺と友達になりたいってのか。
残念ながらハナッからその気はねえよ。
祥子先生の追っかけを自称する俺としてはだ・・・・
祥子先生の、追っかけ?
祥子先生にベタベタしてっと不慮の事故にあっちまうぞって伝えたかっただけさ。
・・・。
せいぜい気をつけるこった。長剣隊長ちゃん。
突然現れたのは同じ学科に在籍する江崎浩介。学年は主人公より上だという情報だが詳細は不明。
そんな江崎浩介は高梨祥子を神のように崇め奉る音大屈指の変わり者。
新たな人物の登場は今後の展開に影響を及ぼすだろうが・・・・
江崎浩介の言動からして、こちらにとって有益な展開になることはまず無いだろう。
失礼します。鉄の涙作戦、ご苦労様です。
おう。腹痛。
いきなりその名はカンベンしてください(汗)
失敬w
それより、恋のライバル出現って感じですね。
江崎浩介のことか。
早めに手を打っておいた方がいいですよ。なんか「勘違いタイプ」ですし、あの男。
所詮は三枚目キャラだ。ほおっておけ。
ですが敵の過小評価は禁物です。一応甘く見ないほうが・・・・
どうみても木下昇と同系統。相手にするだけ時間の無駄だ。
な、なるほど。ごもっともですw