※このプレイ日記は2012年6月23日にHP後援者の柳さんが製作したものです。
〜〜翌日〜〜
トレセンの朝は早い。惰眠を貪る柳を叩き起こしにやって来たのは、
昨日何発も鞭を振るったあの、冷たい印象を醸す女だった。
起きたわね。それじゃ調教を始めるわよ、新入り。
第495弾
ウマドンナ
PartD
夜明けの18インチ砲は格別であります。
夜明けの18インチ?
・・・って、あすか殿でなく、そちらさんでありましたか。
申し訳ない。そちらの方は、どういったご立場で?
なるほど、あの鞭さばき通りで・・・わたしゃてっきりどっかの女王様かと。
ハッ!鞭とローソク!悪魔城ドラキュラばりであります!
無駄口はいいから、早く準備なさい。
はぃぃぃ!
遅いわ。明日から40秒で終わらせなさい。
くっ、よもや再び一兵卒扱いを受けようとは・・・。
返事!
はぃぃぃ!
これはふ、覆面・・・!?
調教って・・・やっぱりそっちの調教でありますか!?
なんと過激な!夢路厩舎バンザ〜〜イ!!
何を勘違いしている。競馬界じゃ、覆面の事をメンコというんだ。
〇ンコ?
副総裁、伏字にする意味が分かりませんぞッ!
名札代わりに付けておきなさい。
おっ、副総裁、”ヤ”の字の刺繍入りですぞ。
しかし下手くそな刺繍だ。あすか殿の手製ですかな?
サー・NO・サー!
その後、言われるがまま調教コースに移動する柳。
チェス党訓練施設とは比較にならない規模に一瞬呆気に取られつつも、解放感が突撃精神をかきたてる。
だが、早速ひとっ走り、と思ったのも束の間、急に夢路に呼び止められた。
おぉ、入隊試験を思い出します。副総裁、目指せ”甲判定”ですぞ!
気の済むまでどうぞ♪
見たところ、健康上の問題は無さそうね。
ええ!特に下半身は元気すぎて困るくらいで!
競走馬としては結構な事だわ。もっと良く見せて貰おうかしら。
ど〜ぞど〜ぞ!!
ふぅん・・・ま、30点ってトコかしら。
ああ、涙で青空が輝いてるであります(涙)
副総裁、甲ながら乙であります・・・。
これで18インチ気取り?オマケしてもせいぜい16インチってとこね。
よろすぃ!そこまでおっしゃるならご自身でお試しあそばれいぃ!
え?ちょ、ちょっと・・・!?
砲撃戦用〜〜〜意ッ!
てぇぇぇいッ!!
そんな!?す、凄いッ!?
しっかりご満悦の様子である★
うるさいッ!
だぁ!?
妄想タイムは終わったかしら?
は、はひ・・・。
時に新入り、自己アピールポイントは?
じこあぴーる?
自分で自信があるところよ。例えば、身体が柔らかいとか。
副総裁、選択肢であります!
いわずもがな!
ご覧下さい!この突撃精神の凝縮された顔を!
・・・・・・。
確かに。
なッッッ!!??
なんとぉ!?
党員一号!勝ち鬨だ!勝ち鬨を上げぃぃぃ!!
えいえいおー!!・・・あ、あら?
衛生兵!衛生兵はおらぬか!?
党員一号、どうしたのだ?
衛生兵!この女、目に重大な疾患を抱えているぞぉぉ!!
ふ、副総裁の顔が良く見えるなどと・・・!!
な、なるほど〜・・・って。
ぎええええ!?
このたわけが!
うるさいな。何を騒いでいる。
あ・・・そゆことで。
良い事よ。性根が曲がってないのも、自分の事を良く分かっているのもね。
さすが副総裁、突撃精神育成結社の面目躍如でありますな。
じゃ、他のスタッフを呼んでくるから待ってなさい。
は〜〜い。
おやおや、顔を褒められたというのに、いつもの”ありがとうございます”は
どうされたんですか?
おぉ!貴方は!
スタッフの皆さ〜ん!他の厩舎の馬が混ざってますぞ〜!
なんだ。思ったより元気そうじゃないですか。
今度の監視役は蒼皇殿でいらっしゃいますか?
ええ。お陰様で、親戚の金魚が快復しましたのでね。
あのドッジボール参戦拒否の言い訳は秀逸でしたなぁ。
と言いつつ、マスク変えただけで中身は溝蠍殿だったりして。
毎回よくそんな馬鹿な事ばかり思いつきますね。
腹を見れば一発で分かるんですがなぁ。
軍師たるもの、そう易々と腹を見せはしませんよ。
おぉ、なんかちょっと格好いいです。
いいわ、いったん上がってきて!
ぬふふ、突撃で鍛えた我が足腰の力、とくとご覧あれ!
ひゃっは〜〜!
素晴らしい!素晴らしいダッシュ力でありますぞ!
・・・・。
いきなりインチキするヤツがいるか!
あべしっ!