※このプレイ日記は2012年6月23日にHP後援者の柳さんが製作したものです。
で、柳のヤツはどんな様子だ?
突撃精神なのか単に単純なだけなのか、士気だけは旺盛です。
彼が人間に戻らなかったとして、チェス党の残党はいかが処置なさいますか?
まぁ、あの人とあの組織でしたら、馬のままでも統率を続けそうな気もしますけどねぇ。
全く、後処理でも手間がかかるとは、まるで核廃棄物みたいな連中だな。
心中お察しします。
ただ、副総裁不在とならば、それこそ総裁の出番ではないのですか(黒笑)
・・・それは誰の事を言っている、蒼皇?
まぁ、所詮は烏合の衆。消耗率の激しい前線に分散配置すれば、人知れず消滅していくでしょう。
体のいい解体処分、といったところか。
勿体無い。集中運用してこそのチェス党ではないのですか?
なんだと?
チェス党残党を戦力として運用しろと言うのか?
あんな副総裁で統率出来る集団ですよ。総さ・・・もとい、隊長なら造作も無いように思えますが。
・・・・・・。
あんな連中を俺に抱えさせ、何が目的だ?
なんでしたら、私の手駒としてお与え下さい。いかようにも飼いならせて見せてご覧に入れます。
・・・隊長。
分かっている。その提案は却下だ。
それは残念。いや、ここは感謝すべきでしょうかねぇ(黒笑)
・・・・・・(この男、何を企んでいる?)
怖い目ですね、ナカユウ参謀殿。何も企んじゃいませんよ。
まぁいい。蒼皇、お前は引き続き監視を続けろ。
(チェス党はLS連合唯一と言っていい問題の火種・・・その火を絶やさず、
抱えておくだけも意味はあるんですよ、ククク)
待て。
はい?
連中を切り札にでもするつもりか?あんなジョーカーを切る日は来ないぞ。
ポーカーフェイスには自信がありますよ、私は。
・・・顔が見えないだけじゃないか。
てへ♪
仲良いな〜お前ら。
勘弁して下さい・・・。
あら〜またハズレ。
孔明!お前の言うとおり勝ってはみたがまるで当たらないぞ!?
お言葉ですがセロ殿。女性ジョッキーというだけで買おうとする主君を諌めるのは、
忠臣としての役目でございます。
だが!その女性ジョッキーが勝っているのはどういう事だ!?
む、勝利ジョッキーインタビューですぞ。セロ殿のお好きそうなタイプではないですか?
そ、そうか。うむ、孔明。インタビューを聞こう。
・・・やれやれね。
今後の夢ですか?そうですね・・・私にとっての、運命の馬と巡り会う事でしょうか。
第495弾
ウマドンナ
PartF
デビュー戦に臨んだ柳ことヤナギバクシオー号は、周囲の予想に反して初戦を快勝。
遅いデビューを白星で飾った。
そして続く下級条件戦も勢いに乗り、まさかの2連勝。厩舎関係者は歓喜に包まれた。
そこで夢路調教師は強気の一手を打つことにする。
格上挑戦。
中山競馬場で開催される重賞に、ヤナギバクシオーを出走登録したのである。
格上挑戦と言われてもピンと来ませんが、分かり易い例えで言うとどういう事なのでしょう?
下の毛が生え揃わぬウチに事を済ませてしまうようなモノじゃないのか?
なんと・・・陰毛インモラルでありますな。
こやつ、上手い事を♪
適当な事ばかり言わないで下さい。
出たな陰毛軍師殿!
ま、飛び級入試みたいなものですね。実力があれば突破出来ない事も無いでしょうが。
そんなに相手が強くなるので?
重賞に勝つと”重賞馬”と讃えられるくらいですから。ま、身の丈を思い知って下さい。
むむむ・・・。
しかも、噂じゃとんでもない怪物ホースが出走予定とか・・・。
怪物?
こんな感じでしょうか?
こ、これが・・・馬!?
馬と言うか、むしろUMA(未確認動物)・・・。
こやつ、上手い事を♪って、蒼皇殿!
クク、健闘をお祈りしてますよ。
本当にこんな連中と走るのか!?冗談では無い!
こんにちは。
む、どちら様でしょうか?
あら、浮かない顔をしてらっしゃるのですね。
お?おぉ!?もしやこの方は!?
ほぅ。この方が今をときめく女性トップジョッキーですか。
そんな方が何用でしょう?
いけませんね。段取りよくお話出来ませんで。
そう言うと、紅莉栖はおもむろに何かを取り出した。
これは・・・お守り?
りょ、良縁ですと?
ええい!なんだこのギャルゲー的な展開は!?
まぁ、ギャルゲーですしねぇ。
改めてご挨拶させて頂きます。私、藤枝紅莉栖(くりす)は
今週末のレースで貴方に騎乗させて頂きます。
なに〜〜〜!?
く、紅莉栖殿が・・・騎乗ッッ!!
はい。騎乗させて頂きます。
うおぉぉ!LS連合並びにチェス党バンザ〜〜イ!!
ふつつか者ですが、よろしくお願いいたします。
二次元は、大和撫子の最後の生息地だな、党員一号ッ。
ハッ!レッドデーターブックに申告しておきます!
撫でシコ万歳!!
副総裁!なにやら変換がおかしいでありますぞ!
そろそろいい加減にしてくださいね、貴方達。
しかし、トップジョッキーである紅莉栖殿が、重賞で自分に騎乗するでありますか?
柳の問い掛けに紅莉栖は微笑み、話しはじめた。
柳が2勝目を挙げたレースで、紅莉栖は他の馬で敗北を喫した事。
そしてその後、夢路調教師からの今回の騎乗依頼を受けた時に、運命を感じた事を。
う、運命・・・。
そうですよね・・・急に押し掛けられても、不安ですよね。
押し倒されるのは歓迎でありますがな。
はい?
むほほ、コンビを組む者同士、まずお互いを良く知る必要がありますぞ♪党員一号ッ!
ハッ!砲撃戦用ぉぉぉ意ッ!!
ぬははは!バクシオー!ショーータイムッ!
あらいけない。軽くご挨拶のつもりがつい長居を。
あ、あらら?
では、今日のところはこれで。
・・・目標、射程外にロストであります。
弾幕の中、身を隠さずに突撃してもいい・・・チェス党とはそういう事だ。
適当に〆ましたね。
ただ、臨戦態勢となったこのサドンインパクトをどうしてくれよう。
またギリギリな画像を・・・。