第505弾





SDガンダムGNEXT


PartA














2010年のクリスマス以来となるGNEXTバトルは2011年のゴールデンウィークに決定。


決戦の地はクリスマス同様、ガードリーダーと鮫島幸雄の本拠地・福岡県福岡市である。


当初ツル氏との会談では鹿児島決戦が企画されていたものの、結局は福岡でまとまった。












 


ガードリーダーは子供が小さく家を空けられず、また鮫島幸雄は彼女がいるため地元を離れられなかったw


(※鮫島幸雄が鹿児島遠征に難色を示した理由は諸説あり。現在でも真相は不明である)
















2011年4月下旬。ガードリーダーはHPを運営しつつ、雨の日も風の日も決戦の準備を進める。


今回の戦闘場所はガードリーダーが妻子と暮らすマンション。


子供が寝静まった後、SFC本体の動作確認から決戦MAPの初期配置まで連日深夜まで作業に追われていた。














 


一方HPはプレイ日記第280弾神竜討伐戦の真っ最中。


ガードリーダーの熱狂的犠牲攻撃は当時まだ新顔だったJD殿下を始め、多くの後援者に賞賛されていた。


そんな神竜戦の反響に対し、今回のゴールデンウィーク戦は「隊長の手記」で多くを語られていなかった。


(正確に言えば群馬参謀など一部を除き、ほとんどの後援者が決戦を知らなかった)




そのためクリスマス決戦ほどガードリーダーに激励電報は届かなかったが・・・・


久しぶりの決戦に際し、ガードリーダー&鮫島幸雄は士気・気力ともにこのうえなく充実していた。













ガードリーダー 「仕事が大変なんだろ?体調はどうなん?」



鮫島幸雄 「まったく問題ないね。そっちこそ子守は大変だろう。本当にキミんちでいいの?」



ガードリーダー 「構わんよ。子供も応援してくれるかもしれん」



鮫島幸雄 「・・・・トラウマにならなきゃいいがなw」



















順風満帆。着々と準備を進めていたある日、突如鹿児島同盟のツルさんから緊急電を受信。


その内容は・・・・・

















「ただおさんが、来れない・・・・!?」




















なんということか。ツル氏の幼馴染にしてGNEXT信者・ただお氏がまさかの不参加を表明。


理由はゴールデンウェイークは仕事が忙しく、どうしてもまとまった休みが取れないというものだった。















 


クリスマスの月面決戦でガードリーダーの斬り込み特攻を見事撃退したただお氏。


あのときの借りを返してやろうと燃え上がっていたのに、よもや福岡に来れないとは・・・。


考えてみれば同じ社会人。


1日の休日で鹿児島から出向くのは大変な労力だ。


しかも連休中も仕事となればなおさらである。残念だがただおさんに無理強いは出来ない。











この事態に至ってガードリーダーが下さねばならない決断は二つに一つ。


ただお氏抜きでゴールデン決戦を強行するか、はたまた後日に延期し再起を期すか、である。



















冷静沈着な大器・鮫島幸雄はこの事態に際しても例の如く多くを語らない。


「まかせる」とだけ言ってガードリーダーの決断に一任した。



















一方戦闘精神旺盛な「桜島の火山弾」ことツル氏は三人だけでの強行開催を提案。


ただお氏がいない状況ながら、なんとガードリーダーと鮫島幸雄をまとめて相手にするという。


さすが鹿児島同盟最強の男。恐るべき自信であるw



















事実上の2対1。ロングソード連合の戦闘力を過小評価したツル氏の大変思い上がった提案。


しかし考えようによっては、これは大きなチャンスだ。

















クリスマス決戦の際、ツル氏にこと細かく指示を与えていたのは他ならぬただお氏だった。


ただお氏は全MSのHP・装甲・移動力・武器性能を暗記しているとんでもないGNEXT狂いで、


圧倒的な知識に裏づけされた戦術はツル氏も重宝していたという。


(思い起こせば第249弾におけるベルガ・ダラス無双も他ならぬただお氏の入れ知恵だった)



そのただお氏がいなければ鹿児島同盟の戦闘力は半減、いやそれ以上に弱体化するのは明白だ。




















まさにツル氏を叩くには絶好の機会。


来れないただお氏には悪いが、ガードリーダーにとっては千載一遇の好機である。





















決戦は5月3日。こうしてガードリーダーはツル氏の強行案に賛成。


ロングソード隊長は目の前にぶら下がった勝利のために、ただお氏不参加という犠牲に目をつぶった。



栄光は瓦礫の上に築かれる。勝つためには非情さも必要なのだ。


ガードリーダーの謀略戦はここから始まり、水面下でより苛烈なる策謀を進めていくのである。





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