第50弾
次の舞台は日本の反対側にある国ブラジル。
緑色の怪物ブランカが対戦相手だ。
(ターボだと黄色です)
怪物とは言え、言葉は話せるし一応人間である。
体から電気を出し、ウワーオなどと言っているが人間なのである。
リュウが勝てない相手ではない。
でも、なんでリュウはこいつと戦う羽目になったのだろう…?
ブランカは動きが素早く、相手を翻弄しながら判定の強い技で攻めて行くスタイルだ。
ローリングアタックは突如として発動するので見てからの反応は難しい。
また、この技はめくりに対しほぼ無敵なので、
ブランカをダウンさせてもめくりは狙わないようにし、
波動をすぐに撃って置いておいたりするべきだ。
これだけでもブランカの動きはかなり抑制できる。
また、ブランカは他のキャラクターよりジャンプのスピードがかなり速い。
これがどういうことかお分かりだろうか。
波動拳のモーションを見られてからジャンプされたとしても、こちらの対空が間に合わないのである。
入り込まれると投げやコンボで酷いダメージを食うことになる。
稀にすごい適当なタイミングでジャンプしてくることがあるので、
その時は迷わず昇竜拳か屈大Pで落とそう。
屈大Pでもかなり安定するので、ブランカが近づいた時点で座ってしまってもいい。
(実を言うとこれだけでも勝てたりする)
また、空ジャンプをするだけして目の前で着地するなんてこともある。
いわゆる足払い対空
ブランカの攻撃が届かない位置から打とう
その場合は着地際に大足(足払い)を重ねておけばダウンを奪うことができる。
ピョンピョン飛ばれても焦らずに対応することが勝利を呼ぶわけだ。
これも早出し気味に打たないと相打ちになってしまう
遅いと一方的に負けてしまうこともある
本田の百貫落としに似た挙動のバーチカルローリングもたまに撃ってくるが、
これも屈大Pで落とせる。
(回っている状態にかち合ってもタイミングを合わせれば潰せる)
遠めからのローリングは、本田の時のように波動拳を撒き散らして防止しよう。
対人の場合、突進系の技はこれでさばくことが多い
(疲れるけど)
屈小P連打でも突進してきたところを崩せるが、
ブランカを近づかせるのはあまり有効な手段とはいえない。
波動を嫌ってブランカはこちらに向かって飛び始めるはずだ。
電撃を使うこともあるが、
そのままローリングしてくることもあるので、近づくのは禁物。
大足や中足の先をぶつけると潰せるが、
近くでやってきている時だけにしよう。
またザンギエフの時のように、
相手の起き上がりにJ大Kを重ねるとローリングを潰すことができる。
足の先を当てるように遠めから浅い飛び込みをしよう。
リュウ、ブラジルの怪物を完全封殺!
余談だが、この群馬参謀ナカユウの住む町はブラジル人が非常に多いことで有名である。
このステージの人々のように、とても陽気な連中だ。
※こんなのはいないよ!
・ガイル(アメリカ)
ブラジルを出たリュウは、友の敵を討つために旅に出た復讐の男、
ガイルに出会う。
ガイルは無敵対空技であるサマーソルトキック、
そして飛び道具のソニックブームを軸にして戦う。
中足とソニックを使った牽制が脅威
どちらかというよりガンガン攻めるよりも、相手のスキを突いていく
渋い戦い方をするのが特徴だ。
当然の如くサマーソルトキックは完全なる対空技。
意味のない飛び込みをするとこれで迎撃される。
地上にいても判定の強い中足や連射の利くソニックブームが飛んでくる。
なかなかの強敵である。
さらに、ガイルの必殺技は本来溜め時間が必要だが、
CPUはその時間を完全に無視して攻撃してくる。
ソニックブームを近くでガードした瞬間に連射してきたり、
ソニックの出がかりを読んで飛んだのに絶対に有り得ないサマーを喰らったり…
酷い時は立ったままサマーすらしてくる。
プレイヤーが使うキャラクターとは別物と考えた方がいいだろう。
ソニックブームは、ダルシムのヨガファイヤーと同じで
竜巻旋風脚で抜けることができる。
しかし、だからと言って連発するのは危険だ。
ソニックには硬直時間がほとんどないので、
そのまま突っ込んでいくと絶対にサマーソルトや対空技を食ってしまうのだ。
それでもターボの硬直時間は他シリーズに比べて長いほう
では、一体どうすればいいのか。
答えはただ一つ。対空技の弱点を突くのだ。
確かにサマーソルトは強力な必殺技だが、
それはしっかりと当てた時の話だ。
これをスカってしまうと、完全なる無防備な状態ができあがる。
リュウはこれを狙う。
まず、サマーがギリギリ当たらないくらいのところで空ジャンプを繰り返す。
この間合いは自分で覚えるしかない。
すると、うまくいくとこの罠に引っかかりサマーをしてくれるのだ。
あとは落ちてくるのを待って、アッパー昇竜なりをすればいい。
(安全に行くのならば大足でも可)
もちろん、してこない場合もあるが
その場合はしょうがないと割り切った方が展開がいい。
(レベル8だとなかなか引っかかってくれないので、意地の勝負になる)
この間合いを覚えたならば、昇竜を打ってみてもいい。
ガイルは反応してサマーするが、ガードが間に合ってしまうことが多いのだ。
後は好きに料理し、ダウンをきっちり奪うこと。
ダウンを奪ったならば、かなり有利な状況になる。
しかし通常の飛び込みを重ねたのではサマーにやられてしまう。
ので、ここはめくりに行ってみる。
綺麗に引っかかってくれるとこんな状況に
ちょうどガイルが起き上がるタイミングにガイルを飛び越すくらいの気持ちでジャンプをすると、
ガイルはサマーをすかってくれることが多い。
また、大Kを撃っておいてもサマーを潰してくれることがある。
サマーの攻撃判定は若干後ろにもあるものの、
背中に当てるようなイメージでやれば大丈夫だ。
画面端でダウンさせた場合、
めくるように飛び込んで空中竜巻をしてみてもいい。
ガイルはなぜか足払いをしたり、サマーをすかってくれる。
また、待っていれば色気を出して飛び込んでくることもある。
二回転する足払いと、垂直ジャンプ蹴りに気をつけて対応しよう。
アメリカの軍人、日本のサムライに敗れる!
CPUのガイルはめくりにファビョッたり、牽制がめちゃくちゃだったりと
ガイルを使いこなせているとは到底いえない。
真のガイルは倒れることすらしないのだ…
→part7
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