※このプレイ日記は2012年12月19日に神奈川県の蒼皇さんが製作したものです。





第566弾





突撃!!ファミコンウォーズ













某日 中華街





 
お待たせしました。


 いえ、お越しいただきありがとうございます。


 なに、ドラコルル殿がご相談とあれば。それに、


 それに?


 
本日はそちら持ちとのことですので。


 
・・・あまり食べないでくださいね。薄給なので。


 それで、相談というのは?


 はい。実は・・・


 ・・・なるほど、
副官解任ですか。













 
今まで、散々ボロ雑巾のように扱ってきてこの仕打ちですよ。


 あっ、すみません、デザートに
温州蜜柑をお願いします。


 かしこまりました。


 人の話、聞いていますか(汗。だいたい蜜柑はともかく
中華なら普段から食べているのでは?


 三国志の頃はまだ唐辛子が伝わっていないので
大半の中華料理はまだ存在していないんです。









 おまたせいたしました。温州蜜柑でございます。


 (あれ、このシーン見たことあるぞ、デジャブか?)


 それより相談の件ですが、
私に良い考えがあります。


 おお、さすがは稀代の名軍師!




 ガードリーダー隊長の名言にこのようなものがあります、
『百万の言葉より一つの勝利』

つまり
蒼皇殿と交戦して勝利すればよいのです。


 いや、
それは反逆では?


 何をおっしゃいますか!そもそも真の副官とは後援者を成長させるために

あえて主君を地獄に叩き落とすものです。


 は、はあ。


 私もいつも心の中で苦悩しつつも
セロ殿のためを思って奈落におとしているのです。

ゆえに、蒼皇殿と戦い、勝ってドラコルル殿の実力を改めて知れば、

蒼皇殿も考えなおすでしょう。


 なるほど、わかりました。
やってみましょう。


 その意気ですぞ。


 しかし、一つ問題が。


 なんですか?












 
戦力差がありすぎます。PCIAはあくまで情報組織ですから。


 でしたら援助を求めてはいかがですか?


 しかし、反乱に援助してくれる人に心当たりがないのですが・・・。


 いえいえ、以前お会いになっているはずですよ。演習で。











 それって第445弾の
レッドスター国の教官殿のことですか?一軍人には無理な話では?


 おや?
知らないのですか?


 え?










レッドスター国首都














 やあ、ドラコルル君じゃないかね。ひさしいな。


 教官、いえ
書記長殿。おしさしぶりです。


 詳しいことは孔明君から聞いているよ。
ぜひとも協力しようじゃないか。


 ありがとうございます。おくればせながら
革命成功おめでとうございます。


 なに、私が書記長になんてなったのも、誰もやりたがらなかったからにすぎんよ。


 (・・・正確にはなろうとした人間が消えたと聞いていますが)


 しかし、我が赤軍は掃除が終わったばかりで、とても実戦はムリだ。


 そうですか・・。


 そこで衛星国の
ツンドラ国軍を使おうと思う。











 ツンドラ軍というとゲームキューブの
『突撃!!ファミコンウォーズ』ですか。


 いちおうファミコンウォーズシリーズの系統ですね。


 うむ、ただゲーム自体はシミュレーションではなく
サードパーソン・シューティングゲームだが。


 サードパーソン・シューティングゲーム?












 
三人称視点でのシューティングゲームの事です。自分でユニットを操作するだけではなく

指揮下部隊に命令することもできます。


 リアルタイムストラテジーの要素もあるのですか。初めてなので少々不安ですね。


 安心したまえ。
私が補佐しよう。


 ありがとうございます、これでようやく勝負を挑めます。


 (勝つにしろ、負けるにしろ、これで蒼皇軍の勢力を削れますな(黒笑


 (勝利のあかつきには我が国の勢力はロングソード連合をも取り込めるな(赤笑



















 
・・・・などと言う話しがあったそうですよ。


 ・・・・それは確実な情報ですか?


 はい、私が孔明につけていた間者が聞いた話しですから
間違いありません。


 なんで軍師に間者をつけているんですか(汗


 
私の普段の扱われようはご存じのはずですが?










 セロさんのところの軍師殿。
魔王に憑りつかれていたりします?


 曹操伝みたいにですか?まさか。・・・・多分ないと思います。

それよりもどうするのですか?


 もちろん
受けてたつつもりです。


 
新副官の件は事前に聞いてはいましたが。中止にはできないのですか?


 それはムリですね。実は本日はセロさんに会わせようと思いまして
連れて来ているんです。


 え?


 
入ってきてください。


 
はい、蒼皇さん。


 え、
えぇぇぇぇぇ!?


 ちょっと、なんですか。その反応。





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