第６５０弾





ＳＤガンダムＧＮＥＸＴ


Ｐａｒｔ�A

　

2011年秋。プレイ日記が第350弾突破したロングソードHPは盛況だった。

プレイ日記と後援者の増加、これはHP管理人にとって最大の幸福だったが・・・

この繁栄は同時にガードリーダーの作業量を増加させるという皮肉な結果を招いた。











9月後半は会社の半期決算ということもあって帰宅は連日22時過ぎ。

家に帰ってすぐ寝ればいいのだが、「HPのために砕け散るのならむしろ本望」と盲信する

ガードリーダーは、家に帰ると即座にHPとプレイ日記の編集作業に着手。

実に愚かしい限りだが・・・・

ガードリーダーは平均睡眠時間４時間の状態で鹿児島決戦を迎えることになる。









　

一方の鹿児島同盟はというと・・・・

地元開催のためか、ツルさんは鬼のように士気が高いw

そして「シラス台地の一輪花」ことただおさんは、クリスマス決戦（第300弾）以来の

GNEXTバトルということもあってすでに作戦構想を始めているという（汗）












今更だが・・・ネオ作戦をしている場合ではなかった（苦笑）









　

このままでは勝ち目はない。

鮫島幸雄は、恒例となった1戦目・月面バトルの不利を悟り、

「月は仕方がないから、せめて２戦目は勝ちを狙おう」とガードリーダーに進言。

お互い忙しいため、わずか30分で決められた戦略方針の結果・・・・

ガードリーダーと鮫島幸雄は、２戦目にコロニー国家連合を使うことを決定した。











　

コロニー国家連合を選択した理由。それはガンダムマックスター。

コロニー国家連合限定MSでTEC26から生産できるこのMS・・・いやMF（モビルファイター）は

異常な高コストを要するものの、その戦闘力は圧倒的。

その性能はササビーはおろか、あのトールギスをも凌ぐほど。









　

実はガードリーダー、数年前にマックスターを実戦投入し大戦果を上げていた。

アビゴルを苦もなく蹂躙できる空前の攻撃力ははっきり言って反則の域w

そのときのマックスターに苦戦した対戦相手こそ、鮫島幸雄本人だった。

TEC26という終盤仕様だが、ガードリーダーと鮫島幸雄はマックスターの性能を知り尽くしていた。











その一方で鹿児島同盟の両名はTEC0から開始するゲームスタンスを取り続けていたため

序盤から中盤のＭＳは知り尽くしているものの・・・

最低でも26ターン要するマックスターを開発した経験は皆無だった。













２戦目のMAPはおなじみニューヨーク。

ツルさんと鮫島幸雄の距離が近いが、ただおさんの生産基地は遠い。

それに対してこちら福岡組はお互いの距離が近いので共同戦線が組み立てやすい。

防衛戦術に徹すれば26ターンの持久戦も決して不可能ではない。









　

マックスター登場まで守りを固めて防御に徹する。

鮫島幸雄とガードリーダー。睡眠不足の二人が打ち出した究極の打開策。

あとは26ターンもの間、防衛できるかどうかだ。












とてもシュミレーションする時間はないが、鹿児島同盟の二人にマックスター開発を悟られれば

意地でもTEC26までに攻めてくるだろう。

そうさせないためにも、マックスターの存在は絶対に隠蔽せねばならない。













2011年10月。ガードリーダーは得意の攪乱戦法、ブランデンブルク作戦を発動。

「隊長の手記」で流れたその内容は以下のとおり。

2011/9/30 ＞鮫島幸雄 うい。昨日は彼女と旅行中に電話して申し訳なかった。言い忘れだが Ｖガンダム対策はともかく、バウに関しては我に勝算あり。 九州は我ら福岡県に管理運営されて初めて生き延びることが出来る。 南九州の田舎者ごときに我々都市圏の人間が負けるはずも無しｗ 週末にはウイングプランの最終確認連絡をします。んじゃ。

10/1 ＞ツルさん お疲れ様です。弱小ＧＮＥＸＴ戦士、ガードリーダーでございます。 先日お話した１戦目の軍編成ですが・・・昨日ようやく決定しました。 我がロングソード連合+鮫島幸雄の混成軍は、 クロボンザンスカールとコロニー国家連合を使わせていただきます♪ 美しく優雅な大地の鹿児島県で「ウイングガンダム無双」の華を咲かせ よう、それが今回の僕たちのテーマです★ 無謀にも思えるかもしれませんが、僕たちはちょっぴり本気です。 これはブランデンブルグ作戦でもなんでもありません。ご安心をｗ 「桜島とウイングガンダムを愛でながら飲む酒は、さぞ美味かろうよ」 ＞鮫島幸雄 ドーベンウルフとウイングガンダムの模擬戦闘を実験しましたが 結果は言うまでも無く良好でした。たとえ相手がＺＺであってもあれだけ 圧倒的なら問題ナシと思われます。以上、報告終わり。

10/2 ＞鮫島幸雄 仕上げとして連邦・アクシズ以外のティターンズでも実験しておいたが、 戦闘結果は重畳。まあアレだけ固くて可変も出来りゃあ負ける要素が ないよなぁ。あとはやはり電話で話したとおり「マネーへの道」か。 小細工は必要ないけど・・・やっぱり収入は多目がよいねｗ

10/3 ＞奈々氏さん さて、ＧＮＥＸＴバトルについて「情報を出しすぎだ」ということですが 敵は天下無敵の鹿児島同盟。こちらがいかに情報を秘匿しようとも、 すでに手の内は見抜かれているはずです。 ですので今さらジタバタせず、真っ向から闘うことにしました。 男の勝負に小細工は不要。今回はかく乱戦術は使いません。 正々堂々戦い、そして勝つ。それが一番ですからね！（難しいけどｗ） なんにせよ頑張ってみます。応援をよろしくお願いします★ ＞鮫島幸雄 ツルさんのほうに収入の加増を要求し受け入れられました。 あちらさんの予想はティターンズかジオンだったらしいｗ まあ常識的に考えればコロニー国家連合を使うのは無謀だがｗ さて実験報告だが・・・Ｖガンダムは正直かなり手強いです。 ゲドラフではどうあっても対抗できません。もともと可変ＭＳがアビゴル しかないという状況はどーにもこ−にも・・・。 敵の主力はＮＴ1、ガザＤ、ドライセン、ザク�V、Ｚガンダム、バウ・・・ と予想されているが詳しい戦力分析は当日報告します。 第一戦、第二戦はかなり厳しいと言わざると得ない。 ＴＥＣをいかに上げ、可変機能を持ったウイングを投入するしか活路 はないと思われます。こりゃあ厳しい戦いになりますなァ。

10/6 ＞鮫島幸雄 私の寝る間を惜しんでの大研究の結果、ツル氏は第一戦目において 短期決戦を仕掛けてくる可能性大と結論。 こちらはこのデンプシーロール的猛攻に二軍からの十字砲火を浴びせ 火力の高さで撃退する手法がベストだと思われる。 なんにせよバンザイ突撃は消耗を早めるだけなので自重すべきだｗ 終盤まで戦線を維持すれば無敵の最強MSがやってくる。 多少やられてもひるまず、作戦通り防衛線の維持に尽力されたしッ！ ・・・・あ、電車の時刻だけど、俺は高宮7：59発に乗るわ。

10/8 おはようございます。 ロングソード連合隊長のガードリーダーです。 本日我がロングソード連合ガードリーダー隊は鹿児島へ出陣。 鮫島幸雄とともに鹿児島同盟ツル＆ただお軍と交戦致します。 ロングソード連合初の遠征GNEXT決戦ですｗ 今回は鹿児島のツルさんのご実家で鮫島幸雄とともども一泊させて頂く ことになりましたので、福岡への凱旋は日曜日です。 なお決戦のため、明日の「隊長の手記」はお休みといただきます。 どうかご理解下さいませ。 正直なところ、昨日を含め今週の平均睡眠時間は３時間から４時間。 常時７時間以上寝る私にとっては非常にキツく、戦いは最強MSの ウングガンダムに託すという暴挙に等しい戦術しか浮かびません（汗） されど・・・・今さら逃げ出すわけにも行きません。 かくなる上は肉弾戦。持久戦が不可能と判断した場合は潔く鹿児島同盟 の本陣に斬り込んでツル＆ただお氏と相果てる覚悟であります。 HP閲覧者の皆さんから声援は一層私を強くするでしょう。 心の中で結構です。どうか我が軍の武運長久を祈ってください★ では・・・・征ってきます！

鹿児島同盟の目につくよう、あえて手記で流されたこれらの情報。

もちろん、すべて偽情報であるw










　

マックスターの存在を秘匿するため散布した「ウイングガンダム待ち」という偽情報。

たしかにウイングガンダムはGNEXT最強ＭＳ。だが生産するには３４ターンも必要。

こんな喧伝を鹿児島同盟の二人が鵜呑みするとは思えないが・・・・

少なくとも「マックスターが反則的に強い」という事実は隠蔽できたはず。











睡眠不足でろくに戦闘練習すらしてない現状だが、なんとか下準備はできた。

いよいよ鹿児島上陸。

あとは鹿児島同盟の二人に長剣連合の誇りを見せるのみだ。

Ｐａｒｔ�B


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