※このプレイ日記は2012年6月6日に神奈川県の天才軍師、蒼皇さんが製作したものです。











 我が帝国は戦争好きのフロンティアと独裁的なツンドラ国、そして

謀略家の蒼皇に長年ふりまわされてきた・・・。








 じゃが!
ついにワガハイが世界の王として君臨する時がやってきたのじゃ!



 カイザーが王ならこのウーベルは?



 わかっておる。ウーベル、お前を司令官に任ずる。











 蒼皇が陽動にかかった今、オマハには蒼髪の小僧と元アヴァロン軍の

小娘しかおらん。

さあ、行け!
軍を結集して攻撃するのじゃっ!














第750弾





突撃!!ファミコンウォーズ


PartA













〜オマハ砦近隣〜





 そういえばなんでエキシルバニアはこんな砂漠地帯を攻めているんだ?



 このあたりからは
ネロサイトっていう鉱物が採掘されていてエキシルバニアの人たちは

それをエネルギー資源に使ってるからだそうですよ。



 
つまり戦争するために必要な物を獲るための戦争なのか。

本末転倒だな。



 友子さん。蒼皇さんたちは大丈夫かな?



 たぶん平気だろ、むしろあいつは一回砲撃で吹っ飛ばされて頭を打ったほうが、

ん?
ヘリのローター音・・・。



 ?友子さん、どうしたんですか?



 アイチ、
少しとばすぞ、掴まってろ。


 え?
うわっ!











 (こっちのヘリは全部出払っているはず、だとしたら・・・)



 と、友子さん、
上にエキシルバニアのヘリコプターが!












 アイチ、ハンドルを握ってて!
撃ち落とす!



 うわあああ!










 くっ。むりか。



 友子さん!今度は前に!



 !ハンドル右にきって!











 
軽戦車を降ろしていたのか。蒼皇の奴、何が「オマハは安全」だっ!



 偵察車じゃ戦車を倒すのは難しいですよ(汗



 あわてなくても大丈夫。












 オマハ砦の
バズーカ兵の援軍ですね!



 とりあえず今の斥候は撃破できたが奴らこれから本格的に攻めてくるぞ。



 
聞こえるか、蒼髪の小僧とアヴァロンの小娘!



 !



 
おいらウーベル司令官、とっても偉い司令官!

お前らなんかじゃおいらは倒せない!おとなしく降伏しろ。



 
また随分とマヌケ面な奴がでてきたな。
 


 ん〜?ぶさいくなのが気になるか?よっしゃ、ウベールの突撃隊「ぶさいく」。

イヤというほどみせつける!











同時刻 蒼皇軍本隊





 オマハ砦の近隣にいる部隊を大至急向かわせろ!わが軍だけではない、

アヴァロン軍等
近くにいる部隊には片っ端から援軍要請をしろ!



 司令、おちついてください(汗



 この状況で落ち着けだとっ!?
貴様状況がわかっているのか!?



 ですがそのような事をしたら戦後に協力した軍の介入を受けて

我々は力を失ってしまいます!



 戦後の事なんてどうでもいい、
アイチを助け出さなければ、私は!



 
いい加減にしてください!



 ッ!



 
目先の危機に慌てふためき、後のことを省みない行動をするのが

司令官のすることですか!?


自分につき従う兵士、忠義を尽くす主君、それらのことを考え行動するのが

司令官のすべきことでしょう!



 ・・・・・・。



 そんなことがわからない蒼皇司令ではないでしょう?

どうか冷静になってください。



 ・・・すまなかったドラコルル。取り乱して情けない姿を見せたな。



 いえ、お気になさらず。一つ質問しても良いですか?



 なんだ。



 
何故そこまでアイチ君を溺愛しているのですか?

先の戦いでおっしゃっていたように野心を隠すための擬態ではなかったのですか?



 ・・・確かに擬態という側面もあるかも知れない。だがアイチを守ろうとするのも、

大切に思う気持ちも本物だ。



 理由をお聞きしてもよいですか?













 常日頃、私は
腹黒だと、狡賢い謀略家だと言われてきた。

それは事実だ、否定のしようがない。

客観的に見て私は腹黒で外道だろうし、私自身もそう思っている。



 ・・・。



 ただ、初めから腹黒い人間だったわけじゃないし、時たま

純粋であり続けられたら、と思うこともある。

そんな中で出会ったのがアイチだ。












 人間誰もが多かれ少なかれ汚れていく中で、

幼少期に気が弱くイジメられていながらも救いの手を差し伸べてくれた人を忘れず、

それを心の支えにしながら過ごしてきた一途さ。

勝負の勝ち負けに関わらず相手を思いやれる心。

そんな純粋な心を持っているアイチはいつしか勇気を持って新しい世界にとびだし、

かけがえのない仲間を手に入れた。










 そしてかつては気の弱いだけだった少年が今ではどんな苦境に立たされても、

諦めず自分の意志を貫ける勇気をも持てるようになった。

そんなアイチがとても眩しく輝いて見えた。羨ましく思った。



 ・・・。



 
だから私はアイチを溺愛し、守る。

誰よりも黒く汚れている私だからこそアイチの純粋さを守れるのだ。



 ・・・大至急輸送ヘリを用意しろ!ムリに機数を集めなくてかまわん、

稼動可能な機をすぐにオマハに飛ばせ!



 ドラコルル?












 僭越ながら私も祖国でクーデターに加わったようなどうしようもない陰謀家。

これ以上汚れても大した違いはありませんよ。



 ・・・そうだな(微笑



 とりあえず少数ながらも援軍を発進させられました。

交戦中になってしまうでしょうがなんとか間に合うはずです。



 問題は敵の妨害か。



 はい。ブラッド皇帝は間違いなく援軍の輸送行路に妨害部隊を展開しているでしょうが

我が方は混乱状態で護衛部隊をつけられません。



 その役目、
我らに任せてもらおう。














 
書記長!



 危険を顧みずに援軍に駆けつけてくれた友邦の危機を見過ごしては

偉大なる祖国の名折れ。
我らの誇りに懸けて守り抜こう。

勇敢なる同志諸君!
我らの誇りに懸けてオマハ砦を落とさせるな!










ツンドラ兵 「Урааааа!!」







 よろしい!
全軍出撃!



 蒼皇司令。



 ああ、我々も行くぞ!
兵士諸君、仲間を必ず助けるぞ!




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