※このプレイ日記は2013年8月21日に後援者の蒼皇さんが製作したものです。






 
 フー
 
 ・・・おい。
 
 なんだ。
 
 なんだ、じゃない何をしている。
 
 見てわからないのか、休憩だよ。
 
 私が言いたいのはなんで人の執務室で悠々と煙草すっているかって意味だよ!(怒
 
 別に構わないだろう。お前も吸うか?








 
 
 私は吸わん。というかそもそもこの部屋は禁煙だぞ!
 
 なんだ吸わないのか、つまらん奴だな。
 
 腹黒い人間てのは健康を気にするんだよ。
 







 
 だったらその仮面に空気清浄機を組み込めばいいだろう。
 
 あ、なるほど。とでも言うと思ったか!バカにしているのか貴様!

だいたいお前まだ未成年だろうが!
 
 チッ、うるさい奴だ。それよりアイチとドラコルルはどうした。
 
 (怒)・・・。インド洋に行ってるよ。我々も行くぞ。
 
 インド洋?














第829弾





大航海時代W ロッタノヴァ











 
 二人とも、待たせたな。
 
 いえ、こちらも準備が完了したところです。
 
 それで。なんでわざわざこんなところに来たんだ。
 
 以前、このゲームの紹介をしたことがあったんですがその時は交易しか

説明しなかったので今度は戦闘についての紹介をするんです。
 
 そういえばあの頃はまだ友子さんはいませんでしたね。
 
 今思えばあの頃が一番平和だった・・・。
 
 (いやむしろあの辺からアイチ君熱が始まったのでは?)
 
 ん、ドラコルル何か言いたい事でもあるのか?
 
 いえ何も。
 
 とにかく、ここでの貿易での利益が我が軍の重要な収益なのだ。

アヴァ●ン軍への武器密売だけでは赤字だからな。
 
 最近じゃ代金の振込も遅れていますしね。
 
 見せしめに奴らの支配下の街一つぐらい地図から消すか?
 
 で、ともかく今回の敵はいったいどこなんだ?
 






 
 インド洋の西半分、アラビア海一帯を勢力圏にしているウッディーン商会です。
 
 奴ら以前は我々と不戦協定を結んでいたんだが、最近アラビア海域の我々のシェア(交易権)

を奪うばかりかインドにまで進出してきている。
 
 だがそれはあくまでも公正な商業競争の結果だろう。むこうが良心的な経営だから

拡大しているだけじゃないのか?
 そうです。僕も今回は争はずに話しあいで解決できると思います。
 
 チラッ(一瞬ドラコルルを見る
 
 コクッ(僅かに頷く
 




 司令!たった今我が軍の艦隊が不審な商船を発見。臨検したところウッディーン商会

の船だったのですが、なんと積荷として多数の奴隷が!(棒
 
 !
 
 なんだと!?奴らそんな非道なことまでしていたのか。奴隷貿易などという非人道的なことを

正義の軍である我らが見逃すことはできない!

アイチ、事は一刻を争う、いいね。
 
 ・・・はい。彼らがそんなひどい事をしているなら見過ごすことはできません。戦いましょう。
 
五個艦隊を持って奴らを征討する!全艦出撃!
 
 おい。
 
 ・・・なんだ。
 
 ウッディーン商会を包囲するように五個艦隊も展開してあって、

そこを奴隷貿易の船が通過するなんて
ずいぶんと都合がいいな。
 
 何が言いたい。
 
 貴様、ドラコルルと共謀してアイチを納得させる為に開戦理由をねつ造したな。
 
 ・・・そうだ。アイチに納得させるにはこうするしかなかった。
 
 別に怒っているわけじゃない。謀略も立派な戦い方の一つだ。

あたしが知りたいのは本当の敵対理由だ。
 
 ・・・アヘンだよ。
 
 アヘン?






 
 
 
 我が軍支配下のインドでアヘンをつくり、それを中国で売り紅茶を買う。

この三角貿易が気に入らんらしい。
 
 そりゃそうだ、麻薬だぞ。
 
 残念、はずれだ。アヘンの統制が始まったのは20世紀になってからで大航海時代では

立派な国際商品だ。単純にうちの利益を奪いたいってことだろう。
 
 だったら向こうが悪いのか
 
 そうじゃない商人たるもの商売に命を懸けているんだ、善悪の問題じゃない。

だからこちらも向こうのシェアを全て奪うつもりで相手をしてやる。
 
 

※このゲーム内ではアヘンは商品として登場しません。

あくまでも本プレイ日記独自の設定ですのでご注意ください。


ですが、私的にはアヘン貿易や奴隷貿易等の密売もゲームシステムにあったら面白かったと思います。

通常より利益が出る代わりに
ばれたらその都市のシェアを大きく失う等のデメリットがあるとか。

総督府に賄賂を贈って見逃してもらったりしたりするのもいいですね。
 






 
 さてそれでは作戦を説明する。まず開戦と同時に我々の艦隊を中核に3個艦隊で

構成されるインド艦隊がインド西端のディヴに進駐、シェアを独占する。
 
敵はディヴを奪還しようと艦隊を送りこんでくるであろうからその艦隊をディヴにて

3個艦隊で迎え撃つ。
 






 
 一方、かろうじて我らのシェアが残っているインド洋西部のソコトラ島だが

ご覧の通りわずか1%のシェアだ、すぐに消えるだろう。
 
そこでソコトラ駐留艦隊と義勇艦隊の2個艦隊はソコトラ島を放棄、

付近の敵艦隊に対し遊撃を行う。
 
 遊撃?
 
 つまるところ海賊行為だろう。
 
 そこうるさいぞ。これらが敵を錯乱して時間を稼いでいるうちにディヴの艦隊は

ペルシア湾入り口のマスカットに侵攻。これによって敵を分断する。
 
 マスカットを2個艦隊で防衛している間に我々の直属艦隊は南下し

ソコトラの2個艦隊と合流、ソコトラを含む一帯の街を全て制圧します。
 
 そのあとは全艦隊をマスカットに集結させ一路敵本拠地バスラに進む、というものだ。

何か質問は?
 
 最終的にはウッディーン商会をどうするつもりなんですか?
 
 なるべくなら平和的に解決したい、だがこちらの和平案を飲まないなら容赦しない。
 
 ・・・わかりました。あと義勇艦隊ってなんですか?
 
 それはあとのお楽しみ。まあヒントを挙げるならば「チェストー」かな。
 
 (いやそれは実質答えでは?)
 
 敵の戦力は?
 




 
 現在判明しているのは2個艦隊が外洋を航行中だ。
 
 どちらも最大数の5隻編成ですが商用の輸送船を含みますのでこちらが有利です。
 
 だが敵も開戦したら戦闘用の艦船を展開するだろう。
 
 了解した。
 



 
 
 さてそれではまず開戦の仕方だが2つある。
 
一つは航行中に開戦する相手の艦隊に近づきその場で攻撃をしかける方法。
 
 完全な奇襲攻撃となりますね、今回もそのタイプで。
 
 いやこの戦いはあくまでも正義のための戦いなのだ、そのような卑怯なことはできない。
 
 (おい、急に自己否定を始めたが何を考えている)
 
 (たぶん、情報操作とアイチ君の前では極力汚いマネをしたくないのではないかと)
 
 (そもそも存在自体邪悪だろう)
 
 そこでもう一方の方法だがまず街のギルドに行く。
 





 
 
 ここでは地図を買ったり海賊退治などの依頼を受けることができるが

今回は「交渉文書の発送」を行う。
 
 交渉文書?
 
 平時でしたら同海域の勢力と友好親善をしたり別の勢力を相手にした

共闘などを呼びかけることが出来るんです。
 
 今回はその中から宣戦布告文書を送る。これは送ってから数日たたないと届かないし

ギルドに郵送料を取られるしとあまり良い事がない。なので普段は周りくどいことせ・・・
 
 ?
 
 紳士たる者、いかなる者を相手にしようと正々堂々の決闘をするのだよ!
 
 (いくらなんでもムチャありすぎだ)
 
 (きっと今頃他の後援者に失笑されてますよ)
 
 あの蒼皇さん、いまさらで申し訳ないんですけど・・・
 
 ん?何かわからないことでもあるのかい?
 
 そもそも「ギルド」ってなんですか?
 
 ああ、ギルドというのは・・・












 
 
 新企画!蒼皇歴史紹介コーナー!!
 
 !?
 





今回のテーマ ギルド

ヨーロッパの中世から近世にかけて各地で見られた各職業ごとの組合。

今風でいうと労働組合でしょうか?

ただ労働組合と違い、賃金や労働時間の運動等ではなく

製品の品質や価格の統制などを行っていました。むしろカルテルの方が近いでしょうか。

さらには都市の政治にも参加するなどかなり力をもった集団です。

ちなみにここでいう都市とは王様や領主の支配下になく一定の自治権をもった都市国家です。

ギルドは大商人たちによる商人ギルドと職人たちによる手工業ギルドの二種類があり、

両者は市政参加を要因に闘争を起こしていました、ツンフト闘争です(詳しくは歴史の教科書などで)

初期は商人ギルドが圧倒的力をもっていましたが闘争後は手工業ギルドも市政参加できるようになりました。

このゲームに出てくるのは多分商人ギルドのほうでしょうね。 

蛇足ですが陰謀論などで人気(?)のフリーメイソンの起源は一説ではこの手工業ギルドのうち

イングランドの石工職人のギルドではと言われています。
 
 





 こんなもので良いかな?
 
 はい!どんな物かはなんとなくわかりました。
 
 なんだこの長ったらしい文は。
 
 最近プレイ日記も戦国時代化してきたので独自色を出そうとしてるんですよ。
 
 十中八九、読みとばされてるぞ。というかこれシリーズ化する気か!?
 
 それでは次partより懲罰戦争スタート!






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